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気血(きけつ)経絡(けいらく)経穴(けいけつ)

現代社会においても「気」という文字はよく目にしますよね。

「気血のめぐりを○○○」と うたった商品や、有名なものでは「病は気から」という言葉があるように、日本人は古くから「気」という考え方・感覚を持っていたのだと思います。

古代中国で発祥し日本に伝来された東洋医学においては、この世界に存在する物すべては気が変化したものであるという考え方を持っています。それを基に「気」=すべての原動力・エネルギー、「血」=全身に巡る栄養、「津液(しんえき)」=

見出しにある"経絡(けいらく)"という単語、、、これは聞き慣れないかもしれません。これは先ほど説明した、気血が巡行する流れのことを指します。ヒトの体には14本の主要な流れがあるとされています。この主要な流れから枝分かれした流れ(支脈)もあり、全身を隈無く巡行するようになっています。この経絡といわれる線路のようなものの所々に " 経穴(いわゆるツボ)"と言われる箇所が存在します。これはその路線上で起こっている変化(気血の変化)が反応として現れやすいとされる場所で、それぞれ名前をつけて呼んでいます。足三里(あしさんり)などと言った経穴名は有名ですね★WHOが認めている経穴は現在361穴ありますが、治療に頻用されるのは、常用穴といわれるもので、それらは肘膝より末端に集中しています。私たち治療家は患者様の訴えや症状から、どの経絡に異常が出ているのか目星をつけ、その経絡に属する経穴を直接触れてそれらの反応を感じ、その部分に施術をします。その反応というものが、気血の渋滞なのか不足なのかなどを判断し施術内容を変化させるのです。

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